ロッテの国吉佑樹投手(33)が24日、千葉市のZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、2000万円アップの7000万円でサインした。(金額は推定)
今季は41試合に登板し、3勝1敗1セーブ10ホールド、防御率1・51をマーク。8月~9月にかけ、チーム記録の24戦連続無失点を記録するなど、21年にロッテ移籍後、最高戦績をマークした。
国吉は「シーズン前から思っていた以上の成績を残せたけど、終わったことなので。来年に向けてしっかりやっていく気持ちになっています」と話すと、視線は来季に向いていた。「僕も16年目になりますけど、まだ優勝の経験がないので、個人の成績ではなくて、チームの優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。今季は古巣のDeNAがリーグ3位からの下克上で、26年ぶりの日本一を達成。ポストシーズンの試合はもちろん、ビールかけのシーンも目に焼き付けた。「凄く刺激になった部分はありますし、同じ3位から僕たちもという気持ちになりました」。来季もロッテの勝ちパターン継投を支える歯車としてベテラン右腕がフル回転する。
なお、チームはポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木を除く選手との、来季契約を完了した。