ラグビーリーグワン1部・東京SGのプロップ小林賢太(25)が24日、オンライン会見に出席した。開幕戦は埼玉に12―33で敗れており、第2節のBR東京戦(28日、秩父宮)で初勝利を目指す。
小林は開幕戦を振り返り「セットプレーでプレッシャーをかけることができた。FWとしてはスクラムが自信につながった」と敗戦の中に手応えも。ニュージーランド代表SHのTJ・ペレナラ(32)を擁するBR東京戦へ向け「相手のキーマンにプレッシャーをかけて、自分たちが積み上げてきたことを出せれば」と意気込んだ。
東京SGの開幕戦翌日となった22日、バレーボールの全日本選手権で高橋藍(23)を擁するサントリーが優勝した。活動拠点は東京と大阪で違うが、オフシーズン中には会社内のバレーボール大会で交流することもあったという。小林は「僕たちのシーズンが始まったタイミングで同じ会社のスポーツが優勝していて刺激になった。ここから僕たちも優勝へ向けて頑張っていかないと」とバレー部に続く活躍を誓った。
開幕節を終え、敗れた6チームの中で得失点差が最も大きかったため東京SGが暫定“最下位”に。「まだ1試合終わっただけなのであまり気にしていない。現状の順位よりも全員次の試合に向かっている」と前を向いた。