巨人は24日、楽天を退団し自由契約になった田中将大投手(36)と来季の契約を正式に結んだことを発表した。
田中は今オフ、日米通算200勝まであと3勝に迫る中、3年連続の大幅減俸を提示され、楽天退団を決意。「金額で(退団を)選択しているわけではない」と強調し「もう期待されていないんだなと。求められているところでやるのが一番だなと思った」と理由を語った。
調査していたヤクルトは獲得を見送ることになり、先行きは不透明だったが、球界の盟主が手を挙げた。
21年にヤンキースから古巣・楽天に復帰した田中は楽天在籍4年間で20勝にとどまり、右肘のクリーニング手術明けだった今季は1試合の登板で白星なしに終わっていた。