西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。FA甲斐拓也捕手(32)の巨人移籍でソフトバンクが獲得する人的補償を予想した。
伊東氏は「甲斐が抜けたソフトバンクのキャッチャー陣の顔ぶれ見ると若干手薄」と指摘。今季甲斐に次ぐ51試合に出場した海野隆司捕手(27)を正捕手候補に挙げたが、「この先動きあるかもしれない」と補強に動く可能性を示唆した。
巨人のプロテクトリストに小林誠司捕手(35)が載らない可能性もあるが、伊東氏は「小林選手はジャイアンツ一筋。このチームを出るんだったら辞めるという選択肢が最近は選手の方にある。獲る方も微妙」と否定的だった。
もしソフトバンクが獲得しても「(小林を)レギュラーとして使うことはないと思う」と予想した。
ソフトバンクはDeNAから浜口遥大投手をトレードで獲得したが先発タイプ。「左の中継ぎ投手を獲得する可能性もある」と指摘した。
左の中継ぎタイプでは中川皓太、今村信貴、大江竜聖、高梨雄平らがプロテクトから漏れる可能性もあり、そうなると指名に動くことが予想される。
それ以外でも、かつて伊東氏が西武監督時代、守護神・豊田清のFA移籍で巨人から届いたプロテクトリストを見て「えっ!?と思った」という。
江藤智の名前が漏れており、獲得した経緯がある。
伊東氏は「意外な人が出てくるかもしれない」と驚くような選手がプロテクト漏れする可能性を指摘した。