お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之(53)が24日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!4時間SP」(火曜夜7・00)に出演。昨年末に死去した父の最期の言葉に驚かされたことを明かした。
矢部は「昔よく父親のダメ人間ぶりをネタにしてたんですけど、どうしようもない父親で、お酒、ギャンブル、大借金をして、物欲も強くて」と回想。「そんな父親が昨年末に亡くなったんですよ」と報告した。
「最後は声を出す力もなくなって、老衰ですよね」とし、「しゃべれなくなったので、あいうえおの50音のひらがなのボードを作ったんですよ」と意思疎通できるように、ボードを作ったことを明かした。「頭と耳はしっかりしてるんで」といい、ボードを指差してやりとりしたことを振り返った。
「なくなる1週間前に僕だけ呼んだんですよ。で、ボード差したんですね」と矢部。「す、ま」と指差され、「うわ、これ最後に謝るやって、涙出てきたんですよ。泣いてしまう俺と思ったら、続きがあって。す、ま、ほ、が、ほ、し、い」と伝えらえたという。「そんなことある」と拍子抜けし、それが最期の言葉になったことも明かした。