B’zが大みそかのNHK「紅白歌合戦」（後7・20）に初出場することが24日、決まった。デビュー36年を迎えた名実ともに日本を代表するロックバンドの出演は、今年の紅白最大の目玉になる。
B’zの出場は、NHKにとって悲願だった。毎年紅白への出演オファーは出し続けてきたが、断られてきた。熱烈なラブコールがついに実った格好だ。
今年はソロでの活動が主で、7月にはギターの松本孝弘（63）が同局「SONGS」に、9月にはボーカルの稲葉浩志（60）が同局「tiny desk concerts JAPAN」にそれぞれ出演。2人そろっては昨年7月に「クローズアップ現代」でインタビュー特集を組まれていたものの、同局の音楽番組に登場するのは06年6月の「プレミアム10 POPJAM DX.」以来、実に18年ぶりだ。
そもそも民放含め、2人がそろって演奏するのは17年12月のTBS「CDTVスペシャル！クリスマス音楽祭2017」以来。テレビでは7年ぶりのパフォーマンスになる。今回2人が出場することになったのは、今年後期の同局連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」を歌っているため。前期「虎に翼」の主題歌を担当した米津玄師（33）も、6年ぶりに紅白出場が決まっている。当日は「イルミネーション」をテレビ初演奏する予定で、同局関係者は「今年の紅白一の盛り上がりどころになるでしょう」と話した。
同局は25日、B’zの紅白出場を正式に発表。「紅白ならではの貴重なパフォーマンスをどうぞお楽しみに！ 」と呼びかけた。
出演の仕方は生中継になるのか事前収録になるのか明らかになっていないが、ワールドワイドな人気を誇るライブバンドなだけに、NHKホールからの生ライブを期待したいところ。いずれにしろ、紅白の歴史に残るステージになること間違いなしだ。
≪今年もディズニーコラボ 新テーマポートも登場!!≫NHKはこの日、今年も紅白でディズニーとのコラボ企画を行うことを発表した。東京ディズニーシーの新テーマポートから「輝く未来」など3曲、NHKホールでは「星に願いを」が披露される。また、特別企画「歌って踊ろう！KIDS SHOW」として、子供番組や「みんなのうた」ゆかりの歌を特集。「紅白の舞台で踊ってみたい」と口にしていた司会の有吉弘行（50）のダンスチャレンジも決定し「おかあさんといっしょ」の人気曲「からだ☆ダンダン」を踊る。