楽天の中継ぎ左腕・弓削隼人投手(30)が結婚していたことが24日、分かった。お相手は同郷の栃木県出身で佐野日大、日大の同級生。大学3年時に交際をスタートし、プロ2年目の20年オフに入籍した。
弓削は6年目の今季、自己最多の34試合に登板。貴重な左腕として苦しい夏場にブルペン陣を支えた。そして1メートル93、105キロを誇る大型左腕の胃袋を支えていたのが夫人だ。弓削の好物は週に一度は必ず食べるというオムライス。「おいしいです。栄養バランスをしっかり勉強してくれて、献身的に支えてくれているので助かっています」と感謝を惜しまない。ホームの試合だけでなく、ビジターの試合に駆けつけることもあり、過酷な勝負の世界で、心身ともに左腕をサポートしている。
22年12月には第1子となる長男も誕生した。2歳になった愛息は自身の登場曲であるMAN WITH A MISSIONの「Hey Now」を聞くと踊るようになった。「他の曲だと反応が薄いんですけどね。いたずらっ子で大変だけど、癒やされますよ」とメロメロだ。来季は中継ぎとして50試合登板を目標に掲げている。「入団時と比べて守るものも多い。子どもがしっかりと認識できるようになった時に、投げられているように頑張ります」。チームのため、愛する家族のために全力で腕を振る。