スイス・スキー連盟は24日、スノーボードクロス女子の22年北京冬季五輪代表ソフィー・ヘディガーさんが雪崩に巻き込まれて亡くなったと発表した。26歳だった。
雪崩は23日午後にスイス東部の山岳リゾート、アローザで発生。地元メディアによると、ヘディガーさんは知人と閉鎖中のゲレンデを滑っていた際、雪崩にさらわれたという。知人はすぐに救助隊に通報したが、約2時間後に雪の下で発見され、死亡が確認された。
ヘディガーさんは北京冬季五輪ではスノーボードクロス個人で15位、混合団体では準決勝敗退だった。昨季はW杯で2度表彰台に立ち、今年1月のサンモリッツ大会では2位に入っていた。
スイス連盟のウォルター・ロイサーCEOは「私たちは衝撃を受けており、ソフィーさんのご家族に心からお悔やみ申し上げます。(彼女は)悲劇的に、残酷に、そしてあまりにも早く命を落としました」と声明を発表した。