大リーグ公式サイトのマーク・ファインサンド記者が23日配信のMLBネットワークの番組で、このオフFA市場の最大の大物投手コービン・バーンズ(30)の現状について語った。
「バーンズは5年前のスティーブン・ストラスバーグの契約に近い2億4500万ドル(約385億1400万円)を求めているようです」と言う。バーンズ獲得に積極的なチームとしては、ジャイアンツ、ブルージェイズ、オリオールズの名前が挙がっている。レッドソックスも候補に挙がっていたが、ギャレット・クロシェットをトレードで獲得し、ウォーカー・ビューラーともFA契約した。
ファインサンド記者は「ジャイアンツは非常に興味を示していたが、彼らが出したオファーはその金額には届かなかった。彼らがそのオファーを上げる準備があるのか、それとも他の選択肢に進むのかは、まだわかりません。ブルージェイズもバーンズに興味があるチームですが、問題は彼らが投手と7年契約を結ぶ覚悟があるかどうか。平均年俸3000万ドル(約47億1600万円)以上の契約で、7年をコミットするチームを見つけるのはとても難しい」と解説した。
ヤンキースがマックス・フリード投手に与えた契約は8年総額2億1800万ドル(約34億2696万円)で、年平均では3000万ドルを下回った。交渉役はフアン・ソト外野手やブレーク・スネル投手の契約もまとめたスコット・ボラス代理人。24年にオリオールズで194回1/3を投げ、15勝9敗、防御率2.92、181三振を記録したエースに関して強気の交渉を続けている。