J1広島は25日、磐田のFWジャーメイン良(29)が完全移籍で加入すると正式発表した。
ジャーメインは今季、点取り屋の才能が一気に開花。3月1日の川崎F戦でクラブ史上3人目となる1試合4得点を達成するなど、自己最多を大きく更新する19得点をマークした。
チームがJ2へ降格する中、今季2位で優勝を逃した広島から熱烈なラブコールを受けていた。通算成績はJ1が143試合30得点、J2が31試合9得点。
クラブを通じてのジャーメインのコメントは以下のとおり。
「はじめまして、ジュビロ磐田から加入しますジャーメイン良です。
素晴らしい歴史があり、さらに今のJリーグを代表するビッグクラブの1つである、このクラブの一員になれることを光栄に思います。
心技体、ここから数年が自分の全盛期だと思っています。
その全てを広島のリーグ優勝、タイトル獲得のために捧げる気持ちで来ました。
みなさんに愛されるような選手になれるよう全力でプレーします。
優勝しましょう!
よろしくお願いします!」
また、磐田を通じて発表したコメントは以下のとおり。
「この度、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。
J2から這い上がった今シーズン、ジュビロをもう一度J1で安定して戦えるチームにするために自分の 100%の力を振り絞ってプレーしましたが、力及ばす降格してしまったことに大きな責任を感じています。
3年前、プロに入ってからたいした結果も出せず、正直伸び悩んでいた自分に声をかけていただきました。
ジュビロに入ってからは毎年少しずつ成長して、今シーズンはJ1でも得点王争いができるまでに育ててもらいました。
本当に感謝しています。
自分はホームヤマハでの試合が好きでした。
ボールがよく走ってプレーしやすい芝生と、ピッチとの距離が近く皆様の応援で一体感が生まれるサックスブルーのスタンド。
今シーズンはヤマハでなかなか勝利することができず、皆様の声援に結果で応えることはできませんでしたが、この環境をホームとしてプレーできるのは幸せだなと毎試合思いながらピッチに入場していました。
ずっとジュビロでプレーしたいという気持ちももちろんありましたが、今シーズン結果を出して得た自信をもってJ1優勝やタイトルにチャレンジしたい、もっと成長して高みを目指したいという思いから移籍することを決断しました。
応援していただいたジュビロに関わる全ての皆様、3年間ありがとうございました!
また2026 シーズンにJ1の舞台で会いましょう。