ジャイアンツ、ツインズなどでプレーしたエヒレ・アドリアンザ内野手(35)が24日(日本時間25日)、自身のインスタグラムを更新。現役引退を表明した。
アドリアンザは「本日、深い感謝を胸にプロ野球選手としての引退を表明します」と記し「この旅は、山あり谷ありの波瀾万丈で信じられないほど困難なものでしたが、その一歩一歩が私にとってかけがえのない恵みでした」と現役を退くことを報告した。
家族やチームメート、球団スタッフへの感謝の言葉とともにファンへも「皆さんの応援が無限のエネルギーとモチベーションの源となりました。スタンドからの情熱がすべての試合を特別なものにしてくれた。いつもそばにいてくれて心から感謝しています」とつづった。
ベネズエラ出身のアドリアンザは13年にジャイアンツでメジャーデビュー。内外野守れるユーティリティーとして存在感を発揮し、14年にジ軍で、21年にブレーブスでワールドチャンピオンに輝いた。今季はエンゼルスとマイナー契約を結び4月にメジャー昇格も5月に背中を故障。出場はわずか8試合にとどまっていた。
メジャー通算は625試合で打率・237、22本塁打、151打点。11月に行われたプレミア12にはベネズエラ代表として出場。オランダ戦で2ランを放つなど、チームの4位に貢献した。