俳優の木村拓哉(52)が24日深夜放送のTBS「アカデミーナイトG」(木曜深夜1・58)にVTR出演。30日公開の映画「グランメゾン・パリ」の試写で、大号泣したキャストを明かした。
同作は19年放送のTBSドラマ「グランメゾン東京」の劇場版。フランス料理の本場・パリを舞台に、主人公がアジア人初の三つ星獲得を目指す物語。
出来上がった映画について、鈴木京香とともにインタビューに応じた木村は「スタッフの皆さんとともに、試写室で0号試写を一緒に拝見させてもらったんですけど、京香さんが隣にいて。僕の後ろに冨永愛ちゃんがいて、斜め後ろにいっくんが座ってて、沢村一樹さん。見終わったあと、本当に“ありがとう”が言いたくなって、皆さんに」とその感動を振り返った。
「まずは京香さんに握手させていただいて、握手じゃ済まなくて、映画の試写室のシートだったんですけど、思わずハグして。後ろの愛ちゃんに“ありがとう”って言って(握手したら)、“素敵な作品になったわね”って。“こいつ、リンダになってる”って思って。斜め後ろのいっくんに握手してもらおうと思って、手を差し伸べたら、ぐしゃ泣きしてて」と苦笑した。
「“とりあえず、握手してもらっていいかな”って言ったら、“何なんだよ、いつもそうやって”って、引き続き泣いてましたけど」と木村。「ありがとうだったし、うれしかったです」と充実の表情を浮かべた。
鈴木は「ちょっと照れくさい青春ドラマの盛り上がる時みたいだったんです。“私たち、もしかしたら中年ジャンプみたいなものを作ってるんだな”みたいな話をしていて、なんかそれを思いっきりやっちゃった感じ」と照れ笑い。「照れくさいけど、こんな感動して、みんなで円陣組んじゃうような盛り上がりって。こんなことなかなかないなと思って、凄くうれしかったし、だいたい沢村さんは泣きすぎっていうのはありますけど」と笑った。