DeNAの石井琢朗コーチ(54)が、YouTube「名球会チャンネル」に出演。2025年NEXTブレーク選手を2人選んだ。
「DeNAから選びたい」という石井コーチがまず名前を挙げたのは来季高卒6年目の森敬斗内野手(22)。
5年目の今季は自己最多71試合に出場し、打率・251、出塁率・295、8盗塁。
「技術的には素晴らしいものを持っているがポテンシャルを生かし切れていなかった」という2019年ドラフト1位の逸材だが、「やっと精神的にというか、何かきっかけをつかんだところがある」と、来季の飛躍に期待した。
もう一人、名前を挙げたのが来季大卒4年目の梶原昂希外野手(25)。
今季は自己最多91試合に出場して打率・292。4本塁打&16盗塁と可能性を示した。
石井コーチは「“ハマのギータ”と言われるくらい飛ばす力は凄いモノを持っているが、パワーに引っ張られすぎていた」と、もう一つのストロングポイントであるスピードを生かし切れてなかったと指摘した。
「バットに当てれば内野安打もある。足を生かすことを意識させる取り組みをしてきた。(ヒットを重ねれば)本塁打は自然と増えてくる」と、出塁率・314と成長を見せた。
森、梶原ともに今秋の日本シリーズでは戦力として下克上日本一に貢献した。
石井コーチは「この2人は来シーズン期待したい」と主力への成長を期待した。