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井岡一翔 尚弥と対戦するならどう戦う!? 「彼の凄さは距離感」マルティネス戦前にインスタライブ

スポニチアネックス 2024年12月25日 23時9分

 ◇プロボクシング WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者 フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)<12回戦>同級6位 井岡一翔(志成)(2024年12月31日 東京・大田区総合体育館)

 前WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35=志成)が25日、自身のインスタグラムでライブ配信を行った。13度目の大みそか決戦となる、WBA同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)戦に向けた質問をファンから募集。7月7日に東京・両国国技館で行われた2団体王座統一戦で0―3で敗れた因縁の相手とのリベンジマッチへ「13ラウンド目になる。あの日の続きを見せたい。勝つ自信がなければこの挑戦はしない。必ずリベンジする姿を見せて、何度でも立ち上がる姿を証明する」と自信を示した。

 ライブ配信内では世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)にも言及。「井上選手と同じ階級になったらどう戦うか」と寄せられた質問に対し「どう戦うかというより、自分のボクシングのペースを取りに行くために、彼から距離を支配する展開になる」とコメントした。

 2階級で4団体を制した“モンスター”の凄さを相手との「距離感」だと分析。「彼の凄さは距離感で、踏み込める力もある。相手との距離の取り方がうまいからこそ、強いパンチも打てるし、ディフェンスもうまい」と大絶賛。U―15大会の初代王者に輝くなど、幼少期から試合を重ねてきた経験値の高さに触れ「井上選手は子どもの頃から大会に出て経験を積み重ねている。鬼ごっこ感覚というか、タッチゲーム感覚を身につけているからその時間は大きい。才能のある人が努力して、理解して(技術を)落とし込めていることが強み」と分析した。

 19年6月に日本人男子初の4階級制覇を達成した井岡は、今後の5階級制覇の可能性にも言及。「(5階級制覇は)考えたことはない」と前置きした上で「挑戦者として誰とでも戦いたい。(WBO王者の)武居選手はキックから転向して(比嘉)大吾とも戦った。凄いと思うし、誰とやっても盛り上がるとは思う」と日本人王者が占める群雄割拠のバンタム級について語った。

 「まずは今回。必ず勝ってはい上がれるということを証明したい」とまずはマルティネスとの再戦で雪辱を果たすことを誓い「大みそかは必ずチャンピオンに返り咲くので、楽しみにしていてほしい」と強気な言葉で締めくくった。

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