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カンニング竹山 1人当たりのGDP過去最低、2年連続で韓国より下、原因は「既得権益を守りたくて…」

スポニチアネックス 2024年12月26日 12時30分

 お笑いタレントのカンニング竹山(53)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。内閣府が、2023年の日本の1人当たり名目国内総生産(GDP)がドル換算で3万3849ドルとなり、経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中22位だったと発表したことに言及した。

 比較可能な1980年以降で、22年と並び最低順位。21位の韓国を2年連続で下回り、23位のスペインとの差も前年から縮小した。慢性的な低成長に加え、為替相場の円安進行が響いた。

 首位は欧州有数の金融センターが位置するルクセンブルクの12万8423ドル。2位アイルランド、3位スイスと続いた。先進7カ国(G7)構成国では米国が8万1861ドルの6位でトップ。英国は17位、フランスが19位、イタリアは20位で、日本は最下位だった。

 竹山は「韓国も実際はね、今、経済が本当に困ってて、それで政治もガタガタになってるっていう状況がありますから、そこで韓国よりも下でもっとわれわれは貧しくなったんだっていう感じでとられるとちょっと違うと思うんですけど」としたうえで、「そもそも日本って今、産業は何なんだっていうことと、昔は上位にいたわけじゃないですか。上位で今こうなったのは原因は何かというと、それはいろいろ要因はあると思うけど、1つは既得権益というものを守りたくて結局それでオープン、グローバルにしていかなかった」と指摘。

 「それで今ふたを開けてみたらこうなっちゃってる。その反省点もあるわけだから、次に上がるためにはどうするかという、過去の過ちをまずちゃんと反省してやり直さないと無理だと思いますね。それプラス残業は何か」と言い、「今までのままやったらもっともっと沈んでいく」と自身の見解を話した。

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