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来年3月終了の「めざまし8」 26日生放送では“番組終了”に言及せず 古市憲寿のツッコミもなし

スポニチアネックス 2024年12月26日 12時47分

 来年3月で終了することが判明したフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)が26日に放送されたが、番組終了について触れることはなかった。

 この日は、番組関係者に対する報道に鋭く反応する社会学者の古市憲寿もコメンテーターとして出演したが、番組の来年3月終了について言及することはなかった。

 「めざまし8」が来年3月で終了してリニューアルすることと同時に、これまで午前8時まで放送されていた前枠の「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)が午前8時14分まで拡大されることも判明した。

 改編はNHK連続テレビ小説へ対抗するのが狙い。現在「めざましテレビ」は午前8時までだが、朝ドラはそこから15分間放送している。局関係者は「これまで『めざましテレビ』が終了すると同時に視聴者が朝ドラへとチャンネルを変えてしまい、『めざまし8』へとうまくバトンを渡すことができなかった。それを解消するための改編となった」と説明している。

 24日の放送では「めざましテレビ(第2部)」の平均世帯視聴率が7・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同時間帯の占拠率も20・9%と高数値を記録している。ただ「めざまし8」になると視聴率は4・1%となり、占拠率も11・7%と大きくダウン。同時間帯のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の視聴率は9・7%で、そこにも大きく差をつけられている。一方のNHKは午前8時まで放送されている「NHKニュースおはよう日本」が8・8%で、現在放送中の朝ドラ「おむすび」になると12・6%と数値を伸ばしている。

 「めざまし8」の後継番組は午前8時14分スタートに変更。広告代理店関係者は「今までのスタイルを一新した新たな情報番組として生まれ変わる予定と聞いています」と語った。現在は俳優の谷原章介(52)がMCを務めるが「新番組も谷原さんに継続してもらう方向で調整しているようです」(同関係者)という。

 昨今はテレビの視聴習慣が変化しているが、それでも朝ドラは毎回2桁視聴率を叩き出すモンスターコンテンツ。好調な「めざましテレビ」がどこまで肉薄できるか注目が集まっている。

 なおフジテレビは本紙に「改編の詳細についてはお答えしておりません」としている。

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