ネットサイト「ザ・スコア」が2024年は、近年のスポーツ史の中で、最も素晴らしい年の一つとして語り継がれると報じている。五輪やプレーオフシリーズが白熱、多くの人々がスポーツの素晴らしさを満喫できた。そこで輝かしい1年を象徴する10人のアスリートを選んでいる。
一番最初に紹介したのがMLBの大谷翔平。大谷のような選手は見たことがないと絶賛した。理由は23年12月にドジャースと当時の史上最高額となる7億ドルの契約を結び、シーズンへの期待はかつてないほど高まったが、それを裏切らなかったこと。
大谷より前、アレックス・ロドリゲスが2007年に54本塁打、24盗塁を記録し、史上最も強力と呼べるホームラン&盗塁のシーズンを達成した。しかし大谷はその盗塁数を2倍以上上回り、レギュラーシーズンで59盗塁を達成。そして9月にはMLB史上初、そして唯一の「50本塁打・50盗塁クラブ」のメンバーとなり、最後には自身初のワールドシリーズ制覇でその年を締めくくった。
さらに驚くべきことに、大谷は2024年シーズンに万全の状態ではなかった。2023年9月に肘の大手術を受けていたからで、2025年に投打の二刀流として復帰する予定だ。他には五輪体操のシモーネ・バイルズ、NFLのパトリック・マホームズ、五輪陸上のノア・ライルズ、女子大学バスケットのケイトリン・クラーク、プロゴルフのスコッティ・シェフラー、五輪水泳のサマー・マッキントッシュ、NBAのビクター・ウェムバニアマ、NHLのコナー・マクデービッド、プロサッカーのジュード・べリンガムが選ばれている。