Infoseek 楽天

【24年野球界振り返り】落合博満氏 中日単独首位を称賛も「これほど先発投手が早めにへたるとは」

スポニチアネックス 2024年12月27日 20時1分

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が27日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。年の瀬に2024年の野球界を振り返った。

 今年もさまざまなドラマや記録が生まれた野球界。4月9日には中日が16年5月10日以来、2891日ぶりの単独首位に立った。

 落合氏は「良い野球やってた。先発ピッチャーが抑えてね、先取点を取ってそれをピッチャー陣が抑えて勝ったっていう。理想的なゲーム展開をしてたと思う」としながらも「これほどまでに先発投手陣が早めにへたるとは思ってなかった」と嘆いた。

 しかし勝っていたころは「あ、今年の中日はちょっと去年、おととしまでとは違うな」と感じていたといい、「結構注目はしていたんですけどね」と明かした。

 投打のバランスは良かったものの、「どっかで(投手を)中6日で回してたものを中5日に切り替えた、その辺からちょっと雲行きが怪しくなってきたかな」と分析。そして「やりようによっては勝つってことが分かったと思う。それを最後まで貫けなかったのは残念ではありましたけどね」と話した。

 ≪落合氏がピックアップした2024年野球界の出来事≫

3月  健大高崎(群馬)が春夏通じて初優勝

4月  中日単独首位

5月  パドレス・ダルビッシュ日米通算200勝

   巨人・戸郷ノーヒットノーラン

6月  ヤクルト・石川23年連続勝利

   広島・大瀬良ノーヒットノーラン

   楽天交流戦初優勝

7月  ドジャース・大谷日本選手初MLB200号

8月  京都国際タイブレークで初の日本一

9月  ドジャース・大谷54―59

   ソフトバンクがリーグ優勝

   巨人がリーグ優勝

10月 ドジャース世界一

11月 DeNA日本一

   ドジャース・大谷MVP

この記事の関連ニュース