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佐々木麟太郎の妹・秋羽は55番で「巨人女子のゴジラ」に 松井秀喜氏のアーチ体感で憧れ

スポニチアネックス 2024年12月27日 17時19分

 目指せ「巨人女子のゴジラ」。来季から読売ジャイアンツ女子チームに加わる花巻東(岩手)の佐々木秋羽(しゅう)内野手(18)が27日、岩手県花巻市内で取材に応じた。

 背番号はヤンキースなどで日米通算507本塁打を放った松井秀喜氏(50)が巨人時代に背負った「55」に決定。「松井さんの人間性、プレーしている姿に憧れを抱いたので55番を背負って活躍できる選手になりたい」と意気込んだ。

 父はエンゼルス・菊池、ドジャース・大谷らを育てた花巻東の洋監督(49)、兄の麟太郎内野手(19)は同校で高校野球史上最多とされる140本塁打を放ち、現在はスタンフォード大でプレーするスーパー野球一家だ。

 佐々木も同校女子硬式野球部に入部すると、50メートル走6秒4の快足を武器に遊撃手として活躍し、3年時には主将を務めた逸材だ。松井氏が東京ドームの右翼席に本塁打を放った9月23日の「高校野球女子選抜」対「イチロー選抜」にも出場を果たし、試合後にはゴジラから「麟太郎君の妹さんだよね」と言葉をかけられた。

 「自分のところにも(松井氏の)打球が飛んできたんですけど、引退してから何年も野球をやっていないとは思えないくらい鋭い打球でした。自分もそういう打撃を目指したい」と理想に掲げる。現在は帰国中の兄と練習に励み、2月からジャイアンツ女子の練習に参加。4月入学の筑波大でも硬式野球部に所属する「二刀流」の大学生活がスタートする。(柳内 遼平)

 ◇佐々木 秋羽(ささき・しゅう)2006年(平18)9月29日生まれ、岩手県出身の18歳。小2から江釣子ジュニアスポーツ少年団で野球を始め、江釣子中では陸上部に所属し、金ケ崎シニアでもプレー。花巻東女子硬式野球部では1年秋からレギュラーで高校通算5本塁打。50メートル走6秒4。憧れの選手はドジャース・大谷。1メートル69。右投げ左打ち。

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