TBSの加藤シルビア・アナウンサー(38)が27日、夕方の報道番組「Nスタ」(月~金曜後3・49)で、同局を退社することを正式に発表した。あわせて第4子妊娠も報告した。
加藤アナは「実はこの度、第4子を妊娠しまして、来年の春に出産予定です。そして、これを機に会社を退社するという決断をいたしました」と報告。「17年間ほどのTBSアナウンサー人生、本当にいろんな経験をさせていただきました。見てくださった皆さま、本当にありがとうございました」と感謝を口にした。
「シルビアさん、尊敬する先輩であり、最強、最高のママです」と日比麻音子アナから花束を贈られると、「ありがとうございます。また、どこかで会いたいです」と笑顔。「Nスタ」最後の出演を終えた。
X(旧ツイッター)の「Nスタ」公式アカウントでは、「加藤シルビアアナは本日がTBSラストになります…」とつづられており、TBSでの出演も最後になるとしている。
同日付のスポニチ本紙で来年2月をもって退社することが明らかになっていた。「Nスタ」には13年から出演。現在は木、金曜のキャスターを務めている。
父親が日本人、母親がポーランド人。私生活では16年に同い年の一般男性と結婚。17年に第1子の長男、18年に第2子の長女、21年に第3子の次女を出産した3児の母で、育児と仕事を両立してきた。
2008年にお茶の水女子大卒業後、報道・情報番組を志して入社。1年目から「はなまるマーケット」、3年目から「みのもんたの朝ズバッ!」などで活躍してきた。10年には仕事を続けながら一橋大公共政策大学院に入学。12年に修士号を取得するなど勉強熱心な姿も話題となった。一方、若手女子アナが企画で対決などを行うバラエティー「女子アナの罰」(12~14年)では元TBSの田中みな実と犬猿の仲と称され、ぶつかり合う構図も大きな話題となった。