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佐々木麟太郎の妹・秋羽 ゴジラ背番「55」 来季巨人女子チーム入りで「憧れ」先輩の背中追う

スポニチアネックス 2024年12月28日 5時2分

 来季から読売ジャイアンツ女子チームに加わる花巻東(岩手)・佐々木秋羽(しゅう)内野手(18)の背番号が、巨人OBの松井秀喜氏(50)も背負った「55」に決まった。27日、岩手県花巻市内で練習を公開し「松井さんの人間性、プレーしている姿に憧れを抱いたので、55番を背負って活躍できる選手になりたい」と意気込んだ。

 父はドジャース・大谷らを育てた同校男子野球部の佐々木洋監督で、兄は同校で歴代最多とされる高校通算140本塁打を放ち、スタンフォード大に進学した麟太郎内野手(19)。女子硬式野球部で遊撃手として活躍し、3年時は主将も務めた佐々木は、新たな舞台で日米通算507本塁打のレジェンドの代名詞を背負う。

 松井氏とは、9月23日に東京ドームで行われた高校野球女子選抜対イチロー選抜で対面。「麟太郎君の妹さんだよね」と言葉もかけられた。同じ右投げ左打ちで「自分のところにも打球が飛んできたけど、引退してから何年も野球をやっていないとは思えないくらい鋭い打球でした。そういう打撃を目指したい」と理想に掲げた。

 現在は帰国中の兄と練習に励み、来年2月からジャイアンツ女子の練習に参加。4月入学の筑波大でも硬式野球部に所属する「二刀流」の生活をスタートさせる。(柳内 遼平)

 ◇佐々木 秋羽(ささき・しゅう)2006年(平18)9月29日生まれ、岩手県出身の18歳。小2から江釣子ジュニアスポーツ少年団で野球を始め、江釣子中では陸上部に所属し、金ケ崎シニアでもプレー。花巻東女子硬式野球部では1年秋からレギュラーで高校通算5本塁打。50メートル走6秒4。憧れの選手はドジャース・大谷。1メートル69。右投げ左打ち。

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