1年でのJ1復帰を決めた横浜FCが、今季はG大阪から期限付きで札幌でプレーした元日本代表FW鈴木武蔵(30)を完全移籍で獲得することが28日までに分かった。関係者によればこの日までにクラブ間で合意したという。
鈴木はジャマイカ人の父と日本人の母を持ち、桐生第一高から12年に新潟入り。その後はJ2水戸、J2松本への期限付き移籍を経て、18年に長崎(当時J1)に完全移籍し、一気にストライカーの才能が開花した。
19年に加入した札幌でも得点を量産し、20年8月にベルギー1部ベルスホットに完全移籍。だが2季目は本領を発揮できず、22年6月にG大阪に完全移籍し、今季は札幌で32試合6得点をマークしたが、チームはJ2に降格した。
横浜FCにとってはJ1で実績十分のストライカーの獲得となる。四方田監督とは札幌時代に指導を受けた経験もあり、活躍に期待がかかる。