◇全国高校ラグビー大会1回戦 倉吉東0ー88関商工(2024年12月28日 花園ラグビー場)
3大会連続出場の倉吉東(鳥取)は、関商工(岐阜)に0―88の大敗を喫して初戦敗退となった。
今春は部員不足により合同チームで出場していた中、1年生9人が入部したことで単独チームとして花園に立った。
計14トライを献上して点差を広げられても、果敢に攻める姿勢を崩さなかった。主将のFB坂根瑛介(3年)は「ミスが出て自滅してしまった」と振り返った。
鳥取県勢は15年倉吉北から10大会連続でノートライで敗退となった。県内では部員集めから苦難を強いられる状況の中、坂根主将は「諦めず、心折れずに(チャレンジを)続けることでしかトライは生まれない」と話し、岩野竜二監督は「力関係は揺るがないものがあった。ショットを選択すれば無得点ではなかったと思う。それでもトライを取るという目標を設定し、挑戦し続けた姿勢を尊重したい。(選手は)悔いがないと思います」と振り返った。