J2長崎が来季新戦力としてC大阪FW山崎凌吾（32）を完全移籍で獲得することが28日、分かった。近日中に正式発表される。
1メートル87の巨躯ながら足元の技術に優れ、味方を上手く使えるポストプレーヤータイプ。今季までC大阪で指揮を執った小菊昭雄監督からのリクエストで、夏に京都から完全移籍で加入した。試合終盤の“ジョーカー”として14試合1得点を挙げたが、さらなる活躍を求めたとみられる。
今年10月に新スタジアムが稼働した長崎は、神戸の主将を務めた元日本代表MF山口蛍を完全移籍で獲得。横浜DFエドゥアルドも獲得が決定的となっている。悲願のJ1昇格へ向けて、積極的な補強を進めている。
◇山崎 凌吾（やまさき・りょうご） 1992年（平4）9月20日生まれ、岡山県岡山市東区出身の32歳。15年に福岡大から鳥栖入団。J2徳島や湘南、名古屋を経て22年に京都へ完全移籍。24年夏にC大阪へ完全移籍。J1通算162試合17得点、J2通算92試合22得点。1メートル87、82キロ。左利き。