◇第103回全国高校サッカー選手権1回戦 帝京(東京B)2―1京都橘(2024年12月28日 国立)
15大会ぶり出場の帝京(東京B)が京都橘との開幕戦を2―1で制し、07年度以来17大会ぶりの白星を挙げた。
DFラビーニ未蘭(3年)が今大会第1号ゴールを決めた。前半5分、左CKから頭で叩き込んで先制し、今冬自身初ゴール。勝利を呼び込む一発に「うれしいです」と笑みがこぼれた。
FC東京の下部組織出身で小学時代はFW、中学時代はサイドハーフなどをこなしてきた。現在はサイドバックだが、「ずっと点を決めたい気持ちはある。自然な流れの中から(得点を)決めたい思いもあるので2回戦で見せられたらなと思う」と得点量産に意欲を示した。
高校3年間での成長も実感。「1年目は、思うようにいかなかったが、去年から徐々にトップチームに上がっていって今年新チームになって、やっと自分がスタメンになって力を発揮できている。3年目は自分の思うようになっている」と手応えを口にした。