大みそか「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、歌手の三山ひろし(43)が報道陣の取材に応じた。
10年連続の出場の今年は「恋」を披露する。日頃からけん玉のスキルアップに努めており、4段の資格の腕前を持つ三山。今年は、TXTのテヒョン、ME:IのRAN、TRFのDJ KOO、Da-iCEの花村想太、演歌歌手の新浜レオンらとともに、昨年惜しくも失敗に終わった128人連続けん玉世界記録に挑む。
三山は「今年は10年連続2桁(出場)になりましてうれしい」と感激。「しっかり歌唱して年末を締めくくりたい。責任感も増してきている」と力強く語った。
恒例のけん玉チャレンジだが昨年は失敗。「去年は、残念な結果。今年はしっかりと決めまして良い2025年を迎えたい」と三山。「1番から10番まで失敗したらやり直しできる。1回だけやり直しができるので、初出場であったり芸能人の方がいらっしゃる。最初が1番緊張する。128番でしっかり決めるのが大役なので頑張りたい」と意気込んだ。
けん玉には「慌てず、焦らず、諦めず」の「3つの“あ”」があるといい、「けん玉ももちろんですけども、 人生にも大きく関わってくる大事な要素の3つの言葉なんですね。それは必ず頭の中でこう回想しながら、けん玉は手でやるんじゃなくて膝でやるという。これはですね、必ずルーティーンでやるようにしている」と三山。参加者とは「楽屋にお邪魔して決起集会を行う」とし「前回、ちょっと残念ながらポロッとやっちゃった方がですね、今回も参加してるそうでございますのでしっかり乗せていただいて、気持ちよく来年に備えていただきたいなと。参加している人達は心強い人ばっかり。けん玉好き好きで来てる方が多いので、その辺はもう本当に安心していただいていいんじゃないかなと」と話した。
この1年を振り返り、「新しい三山ひろしの階段をちょこっと登らせていただいた」と三山。今年の漢字について「落語もやっている。いろいろと挑戦をしてきた。挑戦する度にいろいろな発見があった。自分と戦うという感じで“戦”。自分に勝つという意味で!記録にも勝ってまいります!」と気合を入れた。
この日のリハーサルでも、実際にけん玉チャレンジ。会場には、ギネス公式記録員の姿もあった。挑戦は惜しくも失敗となった。