歌手の中森明菜(59)が29日放送のTOKYO FM「ASKA Terminal Melody」(日曜前10・00)に出演。名曲の裏側に隠された強いこだわりを語った。
今回は3曲の楽曲提供を通じ親交がある、ミュージシャンで当番組パーソナリティーのASKAと対談。貴重なトークを展開した。
ASKAから提供を受けた「予感」を初めて聞いた時「なんて素敵な曲なんだろう」と感激した中森。ところがシングル化しなかったのはアルバム曲に強いこだわりを持つ中森ならではの理由があった。
「その時代の風景というか流れってあるじゃない?」とした上で「素晴らしい曲でもシングルとして世に羽ばたかせたら、この子は行き場がなくなっちゃうんじゃないかなと思ったのでアルバムに入れさせていただきました」と経緯を説明。
続けて「普通だったらこんなに優れた方が書いてくださった曲っていうのは、“シングルじゃないならいいです”って(手を)引かれる作家、作曲家さんたくさんいらっしゃるんですけど」とした上でアルバム曲を引き受けてくれたASKAの懐の深さにも感謝した。