大みそかの「RIZIN DECADE」の個別記者会見が29日、都内で行われた。RIZINフライ級王者・堀口恭司(34=ATT)はタイトルを防衛し米格闘団体UFCへの再挑戦を表明した。
会見では王者は「KOでも一本でもしっかり決めて次のステップにつながるようにしたい。UFCを意識しているし、自分の中ではUFCに行きたいなと思う」とUFC再挑戦を表明。
現UFCフライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ(34=ブラジル)は堀口と同じATT所属。12月7日には元RIZINバンタム級王者の朝倉海(31=JTT)に一本勝ちした。「よく話をするし、来るなら受けると言っていた。やりずらいけどしょうがない」と試合が決まれば挑戦する意思を持つ。
しかし、その前に大みそかのエンカジムーロ・ズールー(35=南アフリカ)にまず勝つことが大事。「キックボクシング的な動きが凄くて、身長もリーチもあってやりにくい」と言いながらも「油断せずに練習してきた」と対策は万全だ。
「どんな試合でも油断しないように。へたしたら負けると思っている。しっかり集中して戦いたい」とまずは初防衛のリングで強さを証明する。