浦和は30日、広島からMF松本泰志(26)が完全移籍で加入することで合意したと正式発表した。
松本はクラブを通じ「サンフレッチェ広島から加入しました松本泰志です。強い意志と覚悟をもってこのクラブにきました。浦和レッズでタイトルを獲るために走って闘います。一緒にタイトル獲りましょう!」と力強くコメントした。
埼玉県東松山市出身の松本は、豊富な運動量と複数ポジションが可能な高い戦術理解度が持ち味の守備的MFで、今季リーグ36試合3得点2アシストをマーク。J1リーグ優秀選手賞を受賞した。東京五輪世代で構成された19年南米選手権出場の日本代表メンバーに選出されるなど将来を嘱望されてきたが、その才能がついに今季開花。来年は新天地でさらなる飛躍を目指す。
◇松本 泰志(まつもと・たいし) 1998年(平10)8月22日生まれ、埼玉県東松山市出身の26歳。昌平(埼玉)から2017年広島入団。20年に福岡、21年にC大阪への期限付き移籍を経て21年夏に広島復帰。J1通算106試合出場6得点。1メートル80、70キロ。右利き。