◇全国高校ラグビー大会2回戦 近大和歌山7―65倉敷(2024年12月30日 花園ラグビー場)
4大会連続6回目の出場となる近大和歌山は、7―65で倉敷(岡山)に敗れ、県勢初となる3回戦進出はならなかった。
1回戦で坂出第一(香川)を下して花園初白星。その勢いを持って臨んだが、地力で上回る倉敷に主導権を握られ、計10トライを献上した。後半18分にSO森悠真(2年)がトライを挙げながらも、反撃は及ばなかった。
過去通算7勝の県勢で3回戦に進んだチームは一つもなく、今大会も壁を破れなかった。「自分たちのいい部分を出せなくて、逆に相手の攻撃を受けてしまった」と田中大仁監督。ただ、3年生3人に率いられたチームは6度目の挑戦で花園初白星を挙げ「彼ら(3年生)が頑張ってくれたおかげで、ここまで来られた。感謝しかない」と指揮官はねぎらった。