元「モーニング娘。」でタレントの加護亜依(36)が30日放送のテレビ朝日「しくじり先生 俺みたいになるな!!SP」(後11・40)に出演。辻希美(37)とかつて組んでいたユニット「W(ダブルユー)」について語った。
加護は2004年にモーニング娘。を卒業し、辻とともに新ユニット「W(ダブルユー)」を結成。2006年、18歳時に週刊誌で喫煙が報道され、1年間の謹慎処分を受けた。さらに07年19歳で2度目の禁煙も報道され、事務所から懲戒解雇処分を受け芸能活動を休止した。
その後ロサンゼルスでボイストレーニングや英会話レッスンに励み、帰国すると20歳で芸能界に復帰。14年には24歳で長女を出産、29歳の時には長男も出産した。
加護は「これまでは自分のことしか考えてきていない人生だったんですよね。ずっと常に自分、自分、自分だったんですけど、子供を出産して育てていくうちに、自分以外の人を愛せるようになったっていうのが、私の一番大きなポイントだったと」と振り返った。
そうして子育てがひと段落した30歳の時には「もう一度アイドルとしてステージに立ちたい!」との思いが。19年に千葉の幕張メッセで行われたハロプロライブでは13年ぶりに辻とWを復活させることになったという。
「これは本当に泣けました。知り合いの方から辻ちゃんとステージでないっていうオファーを頂いて。Wとして踊るのは13年ぶりだったんですけれども、不思議と13年たってるのに本当に昨日のように覚えている状態。体もそうですし、のん(辻)も私もあの時と変わらない状況がそこにあった」と回顧した。
その前から「のんとはいつかやりたいねっていう話をしていたので」と連絡を取っていたと語り、「それでかなったと言うことで、とてもうれしかったです」と声を弾ませた。
イベント前にはモー娘。時代の事務所の会長にあいさつに訪れたが、会長からは「いいよ、1回座れよ、とりあえずタバコ吸う?」との驚きの言葉をかけられたという。
「もう本当にこの話を聞いた時に、13年間の思いが溶けたというか、ああもういいんだ、時効なんだっていう気持ちになりました」と加護。改めて謝罪をすると「当時どれだけ手に負えなかったかっていう話を優しく話してくださいました」とも話した。