◇第103回全国高校サッカー選手権2回戦 帝京 5―0 金沢学院大付(2024年12月31日 U等々力)
帝京(東京B)が5得点のゴールラッシュで、02年度以来22大会ぶりの16強入りを決めた。
前半7分にMF堀江真広(3年)のミドルシュートで先制すると、19分にエースのFW森田晃(3年)が大会初得点。後半も堀江が自身2点目を決めるなど、最後まで攻撃の手を緩めなかった。
同校が5得点を記録するのは、松波正信を擁した92年度以来32大会ぶり。藤倉寛監督は「シーズンを通して複数得点を取るようなチームではなかった。“彼らは凄い”の一言。守備もパーフェクトだった」と目を細めた。
15大会ぶりに選手権の舞台に舞い戻り、28日の開幕戦で復活の白星を挙げたカナリア軍団。2得点の堀江は「自分がチームを勝たせるという思いは強い。もっとチームに貢献したい」と言葉に力を込めた。