23年WBC侍ジャパン監督を務めた日本ハム・栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(63)が31日、テレビ朝日「ザワつく!大晦日」(17・00)に出演。ドジャースの大谷翔平投手(30)について言及した。
この日は今年大活躍したドジャースの大谷翔平投手の名場面を振り返る企画を放送した。
その中で進行の「サバンナ」高橋茂雄が「今年1番印象に残ってるシーンは?」と質問すると栗山氏は「たくさんありますけど、僕はプレーオフの時のダルビッシュ対大谷の対決」と断言した。
今季ナ・リーグ地区シリーズ第2戦、パドレスのダルビッシュ有投手とドジャース・大谷の直接対決が実現したが「もう本当に徹底的に分析して、ほぼ間違える球なかったですよね、ほぼ完璧に攻めて」と大谷を3打数無安打に抑えたダルビッシュを絶賛。
ただ「逆に言うとあんなに完璧に(大谷を)攻められる打席って少なくて。みんな数字が凄いって言いますけど、まだ打てる打席ってたくさんあるんですよ。これを言うと変かもしれないけど、もう少しうまくやると大谷翔平の数字ってものすごく上がる。数字に引っ張られると凄くよく見えちゃうんです。けど、まだ結果が出せる打席がいっぱいある」とさらなる活躍に期待を寄せた。
そして「そこをこっちはツッコんで見ていくし翔平ならやってくれると思うんで。ダルビッシュに完璧にやられたあの打席っていうのは翔平まだいけるね~って思って。だからこそ印象に残った」とほほ笑みながら振り返っていた。