大みそか恒例の「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、歌手の郷ひろみ(69)が圧巻のパフォーマンスを披露し、前半を締めた。
15年連続37回目の出場となる郷は来年迎える放送100年にちなんで、NHKが長年蓄積してきたアーカイブ映像とともにスペシャルなステージ「2億4千万の瞳 放送100年 GO!GO!SP」を披露した。
郷はツイード柄のジャケットに白いパンツ姿で登場。曲の冒頭から中盤にかけては1970年大阪万博の映像などに郷が合成される形で登場するなど、異色の演出が見られた。曲のクライマックスを迎えると会場内のステージで歌唱し「ジャパーン!」と絶叫。最後は華麗にターンを決めて締めた。
69歳の郷にとって今回が60代ラスト紅白。これまで「黄金の60代」を公言してきたが、来年70歳を迎える。「金の上はもうプラチナ」とし「プラチナの70代で輝いていきたい」と語っていた。