プロボクシングのWBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦が行われ、アマ13冠で同級9位の堤駿斗(25=志成)が元WBA同級王者で同級14位のレネ・アルバラード(35=ニカラグア)に8回1分55秒TKO勝ちした。
ABEMAの中継で解説を務めた元世界2階級王者の畑山隆則氏(49)、元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志氏(45)、元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏(50)らが口を揃えて堤のボクシングを絶賛した。
畑山氏は「空振りしない」と多彩でありながら的確なパンチを称えた。勝利した姿には「チャンピオンの風格あるよ」と感心した。
レフェリーストップを呼んだ最後のラッシュ。内山氏は「竜巻のように打ちまくってましたね」と舌を巻き、「世界チャンピオンを獲るな、としか思えなかった」と頷いた。
内藤氏も「階級変えたことが大成功だった。いい方向に向いた。絶対とは言わないが、世界獲る確率はかなりある」と確信した様子だった。
ネットも「大晦日を堤が救ってくれた」「完璧すぎる」「堤駿斗はタイトル取れるわ」「日本ボクシングの未来は明るいですね」と激賞。世界戦中止の“井岡ロス”を見事に救った。