大みそか恒例の「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、演歌歌手の三山ひろし(44)が5年連続となる「けん玉ギネス世界記録」に挑み、今年は成功した。
今年は1人目から順調に成功を重ねていき、昨年失敗となった“鬼門”の16人目も成功させ、三山が歌唱を終えた際には111人目まで成功。そして、会場に緊張が走る中、その後も成功を重ね、最後の三山も見事成功させて、ギネス記録を達成した。
昨年、スタートして3人目を任された「パンサー」尾形貴弘が早々に失敗したものの、番組の特別ルール「10人目までに失敗したら1度やり直しができる」が適用され、すぐに1人目からやり直し。2度目の挑戦は1人目から順調に成功させていったが、16人目の際に落としたかのようにみえた。
それでも最後の128人目・三山まで挑戦は継続され、三山は見事に成功。ギネスの公式判定員から「認定」された。だが、16人目で「落ちた」可能性があり、すぐに再協議。結局、判定変更となり「ギネス世界記録」の公式Xも謝罪する異例のハプニングがあった。
29日のリハーサルで三山は今年の挑戦について「ここまで来たら伸ばしていきたいという思いが募っていきますね。(再挑戦できる)うれしさもあるけど、しっかりと歌を届けたい」と抱負を語った。
また、昨年失敗した挑戦者が今年も参加することを明かし「今年はしっかりと決めまして、いい2025年を迎えたい」と燃えていた。