DeNA・東が初めてメジャー挑戦に興味を示した。「そもそも僕に需要があるのかを確認して…。来年行きますとかではなく、段階的に“いつか行けたら”くらいのはあります」
昨季は2年にまたがって32試合連続クオリティースタート（6回以上、自責点3以下）を達成するなど13勝4敗。ポストシーズンでもエースとして26年ぶりの日本一に貢献した。23年の16勝（3敗）など誰もが認める実力があっても、1メートル70の小柄な体形を自覚してか「メジャーには全く興味がない」と言い続けていた。
心境に変化が生じた理由は、23年までチームメートだったカブス・今永の存在だ。オフに会食し、体験談を聞いて刺激された。「メジャーとはどんなものか。そんな話をして興味が湧いてきたのは事実です」。もちろん、8年目の今季の大目標は27年ぶりの優勝。同時に新春から新たな夢を胸に抱いた。（大木 穂高）