◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・復路(2025年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町の5区間109・6キロ)
往路首位で復路を発進した青学大がトップを譲らず、2年連続8度目の総合優勝を飾った。
今季の出雲、全日本を制し、史上6校目の大学駅伝3冠が懸かっていた国学院大は、偉業に届かなかった。
前日(2日)の2区でエース平林清澄(4年)が区間8位と苦しむなど波に乗れず、往路は6位。首位の青学大と5分25秒差で復路をスタートした。
復路では7区の辻原輝(2年)が中継所手前でタスキを落とすアクシデントもあった。8区の佐藤快成(4年)が5位に浮上したが、9区の上原琉翔(3年)が4位に浮上した。
人気音楽グループ「ケツメイシ」のリーダー・大蔵を父に持つ吉田蔵之介(2年)が10区を担い、3位でフィニッシュ。青学大、駒大と“3強”を形成した今大会。なんとか面目を保った。