◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・復路(2025年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町の5区間109・6キロ)
往路首位で復路を発進した青学大がトップを譲らず、2年連続8度目の総合優勝を飾った。10時間41分19秒は大会新記録だった。
大会を主催する関東学生陸上競技連盟はレース後、往路と復路を合わせた沿道の観戦者数を約102万人と発表した。
20年大会までは往路と復路合わせて毎年100万人を超えるファンが沿道で声援を送ったが、コロナ禍となった21年大会は「応援したいから、応援にいかない」のキャッチコピーを掲げて沿道での応援の自粛を求めた結果、約18万人と激減。ただ、ゴール付近や主要区間などでは密集して観戦するファンの姿が見られ、大会本部に電話で苦情が寄せられるなど批判が相次いだ。
21年大会同様、沿道での応援自粛を求めた22年大会は約60万人と21年から3倍超に。23年大会は応援自粛は求めず、マスク着用を推奨し、声出しについては「お控えください」とし、約91万人が沿道で観戦。第100回のメモリアルとなった24年大会は約98万人だった。100万を超えるのは20年以来、5年ぶり。
<最近の沿道観戦者数(大会本部調べ)>
17年 118万人
18年 120万人
19年 124万人
20年 121万人
21年 18万人
22年 60万人
23年 91万人
24年 98万人