J1町田は4日、神戸からDF菊池流帆(28)が完全移籍で加入すると発表した。
菊池は青森山田高時代に現町田の黒田剛監督の指導を受けている。クラブを通じてのコメントでは「みなさん初めまして。ヴィッセル神戸から移籍してきたダビドリューホです」と愛称であいさつし、「町田のために死ぬ気で全力で闘います。言葉ではなく、ピッチの上で語ろうと思っています。タイトルをたくさん取って、強い町田の歴史を作り続けていきましょう。よろしくお願いします」と意気込んだ。
岩手県釜石市出身の菊池は黒田監督の母校である大体大を経て、19年にJ2山口に加入。20年に神戸へ移籍して主力に定着し、23年は3月の左膝前十字じん帯損傷でシーズンをほぼ棒に振ったものの、昨季は20試合に出場してJ1連覇に貢献した。J1通算97試合11得点、J2通算35試合3得点。
神戸を通じてのコメントは以下のとおり。
「加入から5年が経ち、神戸を離れることになりました。神戸のみなさん、5年間ありがとうございました。神戸の全てが大好きになりました。
夢を持ってここに来ましたが、最後はこのような形で出ていってしまうことになり、悔しいです。
多くを語るのは性に合わないのでこれ以上は控えさせてもらいますが、ひとつ確かに言えることは、ヴィッセル神戸に関わる全ての方に感謝しかないということです。
幸せで楽しい5年間を本当にありがとうございました。次に会う時は、みなさんに大きなブーイングをされるくらい成長した姿を見せられたらと思います。
みなさん大好きです」