西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(57)が3日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂 徳さんエモやんの新年言いたい放談」にゲスト出演。現役時代に名コンビと言われながら「ほとんどしゃべったことない」元チームメートについて語る場面があった。
西武時代、5歳上の秋山幸二氏とのコンビは「AK砲」と呼ばれ、8シーズンで通算62回のアベック本塁打をマークした。それでも「秋山さんは寡黙な人なのであまりしゃべったことなかった。現役中は1回も食事に行ったことない」と明かす清原氏。「AKって近いようなイメージを持たれるが、バッティングゲージが2つあったら(2人が別れて)黙々と打つという…どっちもやめないみたいな」と振り返った。
そしてAK砲とともに最強のクリーンアップを形成したオレステス・デストラーデ氏については「頭のいい選手で…とにかく練習しないんですよね。練習しないのにコーヒーばっかり飲んで、フリーバッティングもまともにしないのに凄いホームラン打つんで“お前ええ加減にせえよ”って」と笑いながら思い出を回顧。
「後ろにデストラーデがいてくれたお陰でフォアボールでもいいやとならずに清原勝負となるので、僕も打つ確率が高くなった。感謝してます」と心強い存在だったと明かした。