俳優の松重豊(61)が4日放送のBSフジ「太田光のテレビの向こうで」(土曜 後3・00)に出演。「出会いが最悪だった」親友のお笑い芸人との初対面の思い出を明かした。
番組のMCの「爆笑問題」太田光(59)は、昨年放送のテレビ東京系「それぞれの孤独のグルメ」第1話に中華料理店の大将として出演。
松重は明大文学部文学科で演劇学を専攻。太田も日大芸術学部演劇学科出身と、ともに同時期、東京練馬区の江古田近辺を「うろうろしていた」(太田)こともあり、意気投合して親友と呼べる間柄になったという。
だが、松重は「出会いは最悪なんですよ」と話し始めた。というのも「TBSのエレベーターの中で、初対面だし、“爆笑問題の太田さんだな”と思ったら、いきなりこっち見て銃口突きつけてね。モデルガンだと思ってもさあ。いきなり2人だけでさあ、銃口向ける人なんていないからさあ」と明かしたもの。
太田も「密室でしたしね」と笑い、「そっからまた、ラジオに来てもらったりして」ずっとファンで何度も見ていたと告白。「まさか俺に孤独のグルメ」とそんな関係から松重の代表作出演につながったと語った。
太田は18年9月に自身のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」で松重との初対面の時のことを語っており、「孤独のグルメ」ファンだったため「あ、松重さんだ」と思い、エレベーターで話し掛けたものの、手に持っていた差し入れを「油断してたから」エアガンで撃ったらドン引きされたと明かしていた。
松重も自身のインスタグラムで「BSのエレベーター内、初対面でモデルガンを撃ってきた狂人。最悪の出会いは最良の友へ」とつづっている。