俳優の木村拓哉(52)が5日、TOKYO FM「木村拓哉 Flow」(日曜前11・30)に出演。自身の冠番組について真剣に思いを述べた。
この日リスナーから、木村がTOKYO FMのレギュラー番組を持ち1月で30年たったことを受け「これからも楽しみにしています」という、激励のメッセージが寄せられた。
これに木村は「俺、全然気づかなかったんですけど今日からTOKYO FMでレギュラーをやらせて頂いて、30周年ということで。別に大したことじゃないですね。でも、(リスナーが)そうやって気づかせてくれなかったら、全く何も知らない状態で続けてるだけだったと思うんです…」と感謝する。
続けて「この間、ニッポン放送でレギュラーをやられている(鈴木)杏樹も“たっくんってさ、いつもラジオでリスナーの皆さんの立場に寄り添ってちゃんとお話してるよね”って話してくれた」と明かし、その言葉に「そっか、そんな真面目にこんな俺の話を聴いてくれてる人いるんだなって思いながら。非常に今の時代好き勝手に、限りなく何でも話せるし、誰でも匿名で何でも言える世の中になってますけど、自分の声で今感じてること、思ってることを言える場所があるのは、すげえ貴重だと僕は思ってる」と改めてリスナーの存在に感謝し、ラジオで発信できるありがたさを実感していた。