日本テレビ系の新春恒例特番「大和地所スペシャル 超プロ野球ULTRA」(後2・00)が5日に放送され、巨人の浅野翔吾外野手(20)が痛恨のミスを犯して涙を流したあのシーンを改めて回想した。
2024年9月21日の広島戦(マツダ)だった。巨人は4―1で迎えた8回にまず1点返され、4―2。なおも続いた2死二、三塁で小園に右前適時打されて1点差に迫られると、この打球を右翼・浅野が後逸する痛恨の適時失策で一気に4―4の同点に。結局、この回一挙4失点して4―5の逆転負けを喫した。
前にチャージして捕球しにいった当時19歳の積極プレー。結果的には手痛い失策となったものの、もちろん責める先輩は誰もいなかった。だが、試合後、浅野はベンチに座って動くことができず、頭からバスタオルをかぶって涙を流した。
「2024年やってしまった○○」というアンケートテーマにこのシーンを書き込んだ浅野。後逸した瞬間のVTRが流れると、いまだに直視できないようで顔を大きくゆがめ、当時の心境について聞かれるとまずは「泣きそうでした」と振り返った。
そして、1点を追う9回、空振り三振に倒れて打席に膝をつき、最後の打者となったのも浅野。
「自分の三振で試合が終了しました。泣いてました」とし、「この時、優勝争いしてて。ホント、負けれない試合が続いてたんで。後ろに逸らした自分のせいで負けたっていうので、悔しくて泣いてましたね…」とあの時の胸の痛みを改めて明かした。
これにMCを務めたお笑いタレントの陣内智則(50)が「どうですか?最後、こういう姿」と隣にいた「乃木坂46」の元メンバーでタレントの松村沙友理(32)に質問。松村が「一緒に家に帰ってベッドでヨシヨシ!ってしてあげたいです!」と持ち前のあざとさ全開でコメントすると、浅野は少し困惑しつつも笑顔を見せていた。