タレント堀ちえみ(57)が6日放送の文化放送「くにまる食堂」(月~木曜前9・00)に出演。舌がんについて語った。
19年に舌がんにかかったことを公表した堀。共に出演した夫・尼子勝紀氏と二人三脚で治療、リハビリに励み昨年3月には、がんが完治したことを医師から告げられたと明かした。
舌がんの摘出手術では、下の6割を切除。今まで通りの舌の動きをすることができず、発音もままならない。“堀ちえみ”というブランドの影響もあって、社会復帰への恐怖を感じたこともあったと語った。
「仕事復帰が1番勇気いったね」とポツリ。療養から復帰し、1番最初の仕事はトーク番組だったという。「精一杯お話しさせていただきましたけども、言葉が伝わらないもどかしさと、恥ずかしいっていう気持ちが強かった」と当時を振り返った。
尼子氏は「テレビではなく、ラジオが実は多かった」と回顧。「こっちが選んでるんじゃなくて、ラジオの方から。逆に良かったのかなって今思えば思ってます」と伝えると、堀も、読唇術で伝えるとこができないラジオなどで言葉を伝えることが「自信につながった」のだと締めくくった。