大相撲初場所の新弟子検査が6日、東京・両国国技館で行われ、受検者6人全員が身長1メートル67以上、体重67キロ以上の体格基準をクリアした。
異色の経歴は専門学校卒業後、3年の派遣社員生活を経て入門した内海佳旭(よしあき、21=武蔵川部屋)。相撲経験なしだが「やれるだけ全力で頑張りたい」と意欲を見せる。1メートル80、125キロと体格的には恵まれており「人より押す力はあるかな」とアピールした。
甲山親方(元幕内・大碇)の次男で、三段目最下位格付け出し資格を持つ斎藤忠剛(17=伊勢ノ海部屋)はしこ名が「碇潟」(いかりがた)に決定。京都相撲の強豪力士の名だそうで「いいしこ名を頂いた。気合の入った相撲を見せたい」と力を込めた。内臓検査の結果を待ち、場所初日に合格者が発表される。