ソフトバンクに広瀬姓が2年連続で加わった。市松戸から育成ドラフト4位で指名された広瀬結煌内野手(17)は安定したスローイングなど守備への評価が高く「売りにして頑張っていきたい」と目を輝かせる。
高校1年の秋から遊撃のレギュラーに定着してチームを引っ張ってきた。「花形でやりがいが凄くある」とプロでも勝負したいポジションだ。目標の選手は広瀬結が最も欲しいタイトルに挙げたゴールデングラブ賞を5度獲得しているチームメートの今宮。「すべてにおいて凄い方。聞いて見て学んでいきたい」と早くも弟子入りを熱望。同じ高卒からドラフト1位指名されスターダムに上がった背番号6とスタートは全然違うが、「努力してはい上がって、追いついて抜かしていけたら」と夢は大きい。
俳優の阿部サダヲは高校の野球部の先輩にあたる。「一つ目標としてあります」と将来的には先輩に負けない活躍を目指す背番号127。まずはプロ仕様の体をつくっていく。
◇広瀬 結煌(ひろせ・ゆうき)2007年(平19)2月22日生まれ、千葉県出身の17歳。市松戸では甲子園出場なし。特技はお菓子作りと料理をすること。背番号127。1メートル80、75キロ。右投げ右打ち。