ドジャースは6日(日本時間7日)、ギャビン・ラックス内野手(27)のレッズへのトレード移籍が決まったと発表した。代わりに25年のドラフト指名権(戦力均衡ラウンドA)、外野有望株のマイク・シロタを獲得した。
ラックスは2016年のMLBドラフト1巡目(全体20位)でドジャースから指名され、19年にド軍でデビュー。23年春季キャンプで膝の大けがを負い、同シーズンは全休。24年に復帰した際は遊撃手として期待されていたが、守備力に不安があり、二塁にコンバートされた。昨季成績は139試合で打率・251、10本塁打、50打点。
メジャー通算は412試合で打率・252、28本塁打、155打点。
ド軍は3日(同4日)に二遊間を守れる韓国人内野手キム・ヘソンと3年総額1250万ドル(約19億6500万円)の契約合意にいたったと発表。ベッツ、ロハス、エドマンなど内野が飽和状態でラックスがトレード候補に挙がっていた。
ドジャースの球団公式X(旧ツイッター)は「ありがとう 背番号9」と記し、ラックスの活躍動画を投稿。これには「あなたがいなくなると寂しいけど幸運を祈ります」「ラックスありがとう」「泣けてきた…頑張れ!ラックス!」などとファンも惜別コメントを寄せた。