オリックスの一部新人選手が7日、大阪・舞洲の球団寮「青濤館」に入寮した。
ドラフト5位・東山玲士投手(24=ENEOS)は、ENEOS・田沢純一投手(38)からのメッセージ入り色紙を持参した。ENEOSの社員寮を退寮する際にお願いしてもらったもので、メジャー3球団で通算388試合に登板したレジェンド右腕から「一球一球を大切に!」と書き込まれた。
「これ(色紙)を見ながら日々頑張ろうと。田沢さんが言っていたのは、“ボールを離したら、もう自分ではどうすることもできない。ボールを離すまでの準備をしっかりすれば、自信も付いてくるし抑えられるんじゃないか”と。すごく身に染みたというか、準備の大切さを感じさせられました」
大先輩から学んだ野球への姿勢を胸に、プロの世界へ飛び込む最速151キロ右腕。「1年間怪我することなく1軍で活躍して、チームの勝利に貢献することが目標。平野選手みたいに息の長い、1年でも長く現役を続けられる選手になりたい」と誓った。