バレーボールの全日本高校選手権第3日◇は7日、3回戦と準々決勝が行われ、女子は前回優勝の就実(岡山)が大阪国際を2―0で退け4強入りした。高校総体覇者の金蘭会(大阪)、共栄学園、下北沢成徳(ともに東京)も勝ち上がった。男子は3連覇を狙う駿台学園(東京)が全国高校総体2位の東福岡、市尼崎(兵庫)、東亜学園(東京)とともに準決勝に進出。準決勝は11日、決勝は12日に行われる。
女子の就実が連覇へ順当に勝ち上がった。豊富な攻撃陣を操る1メートル62の1年生セッター加藤が躍動。右に左に、時には後方にも配球。気持ちよくスパイクを打たせ、快勝に導いた。
愛知・幡山中出身だが、過去4大会で3度優勝の強豪に進学。岡山として優勝した国民スポーツ大会に続くタイトルへ「自分がトスを上げるから絶対に打って、決めてほしい」と強い意気込みを語った。